いつも動きやすく軽やかな服装をしている神無雪だが、今日はお淑やかな和服に着替えて、烈陽国の祝典に参加した。 和傘を手に花道を歩くその姿に、神無雪の女性らしい一面を再認識させられる。 だからと言って彼女が無害な少女になったと思うのは大きな間違いだ。 刀を腰に下げていないため、刀を携帯していないように見えるが、和傘を鞘にして短刀を隠してあるのだ。